東京盆

連日、猛暑日が続いております。

熊谷墓園がある熊谷市は2007年 8月17日 40.9度 国内最高気温74年ぶりに更新 し、現在も暑さ日本一の記録を保持しています。

今年は山梨の甲府や群馬県の館林が暑いので有名になってきましたが、やはり熊谷も暑いです。

東京でも連日猛暑日が続いていますが、7月13日から東京ではお盆がやってまいります。

お盆というと8月というイメージが強い方が多いと思います。確かにテレビなどでもお盆休みと言われるのは8月です。

しかし、お盆の起源を辿ってみると、正式には7月が本当のお盆の時期なのです。

しかしながら現在、7月のお盆を行っているのは、東京を中心に全国で20%程です。残りの80%は8月のお盆なのです。特に田舎の方は8月のお盆が圧倒的に多いです。

この理由は7月だと昔から日本では田植えがあり、農家が農繁期を迎え忙しくて供養ができないからなのです。

そこで農繁期が過ぎた8月に一か月遅れのお盆を行うようになり、それが広まり現在に至っているのです。

もともと日本の仏教は地方の文化や風習と融合して発展してきました。ですから、こういったところでも、色々な影響を受けているわけです。

あまり、田植えの影響を受けなかった東京は今でも7月のお盆が一般的です。

このことから7月のお盆は「東京盆」などとも呼ばれます。

埼玉永代供養墓