こんにちは、熊谷墓園石材部の齋藤です。今回は、和ろうそくについて書いていきます。

和ろうそくが中国から渡来したのは、日本がまだ室町時代の頃です。それから江戸時代で最盛期を迎えましたが、明治時代以降は西洋ろうそくの普及により、衰退していきました。

しかし、近年再び和ろうそくが見直されてきています。それは一本一本手で作る「清浄生掛け」ならではの、神秘性、姿見の良さです。実用的な面でも、火持ちがよく、油煙が少ないのでお仏壇を汚しにくいという利点もあります。

また、日本には四季がありますから、四季ごとの花が描かれた絵ろうそくならば、お仏壇にお供えした際、火を点けなくとも万が一花瓶などに生けたお花が枯れた際、絵ろうそく自体に花がありますので、ご先祖様に対して失礼にならない、という意味合いもあります。

もちろん、お盆やお彼岸や命日など、ご先祖様の大切な日には、灯りを灯してあげれば、ご先祖様もとても喜ぶと思います。お、いつもと違うぞ、今日は特別だな!と、感じてくれると思います。

四季の絵ろうそくには、四季ごとの花の絵が描かれております。

一月は水仙、二月は梅、三月は菫、四月は桜、五月は菖蒲、六月は紫陽花、七月は朝顔、そして八月が百合です。今回は八月の百合を載せますね。

絵ろうそく(ゆり)

他には、九月は秋桜、十月は竜胆、十一月は菊、十二月は椿です。

お仏壇のお供え物は色々ありますが、この「色々」は年年増えています。今回は「色々」の中から、絵ろうそくを紹介しましたが、絵ろうそく以外に、同じろうそくでも、ビールろうそくやコーヒーろうそくや、季節の物であれば西瓜ろうそくなど!個性豊かなお供え物の、ろうそくがたくさんあります。

よく、お線香をスーパーやホームセンターで買う人が多いですが、やはり餅は餅屋というように、専門の商品は専門の所にあるものですから、普段は行かなくても、ここぞという時行ってみると、もっと早く来れば良かったと、思うかもしれませんよ。