8月13日から今年もお盆となりました。

今日はお盆とは何かを書かせていただきます。

お盆とは「盂蘭盆(うらぼん)」という言葉が省略された言葉です。

盂蘭盆とは、インドの言語であるサンスクリット語のウラバンナという言葉の音写です。

お盆の起源はお釈迦様の時代まで遡ります。お釈迦様のお弟子さんに目連(もくれん)という方がいました。

目連は神通第一と言われ、お釈迦様のお弟子さんの中でも一番の神通力の使い手でした。

ある日、亡くなった母親がどこの世界に生まれ変わっているかを確認する為、神通力を使って母親を探してみると、母親は餓鬼界におちて逆さ吊りにされて苦しんでいました。

冒頭に書いたウラバンナとは実は逆さ吊りの苦しみという意味があります。目連の母親の状態を表した言葉なのです。

餓鬼界とは餓えた鬼になってしまう世界で、地獄のように苦しみの多い世界と想像して頂ければと思います。

母親を救いたいと思った目連はお釈迦さまに救済方法を尋ねました。

そこでお釈迦さまは盂蘭盆経というお経と、救う方法を授け、それを実践した目連は母親を救うことが出来ました。

これがお盆の起源だとされています。ですから、目連の母親のように大切な人が苦しみの世界で苦しまないように、浄土で幸せであるように願い供養するのがお盆なのです。それが2500年経った今でも続いているのです。

日本のお盆は、この他に一年に一度ご先祖様があの世から自宅に帰って来てくれる期間という意味もあります。

これは日本に古来よりある先祖の霊があの世から現世に戻ってきて、再びあの世に帰っていくという信仰と仏教が結びついた為とされています。