仏のことば その17

暑い日が続くようになりました。
暑い日が続くと体もだるくなるし、汗もかくのでさっぱりしたくなります。プール開きはまだですがもうプールに入りたくなってきちゃいますね。プールほどではありませんが水浴びも気持ちよさそうですね。
水浴びの事を『行水』と言いますが、これも仏教から来た言葉の様です。本来は食事の後に、使用した鉢や手を洗う行為を指していました。
それがやがて、心身を清潔にして仏に仕えるという「潔斎」の為、清水で体を洗い清める事を表すようになりました。
日本では湯や水をたらいに入れて体の汗をさっと流すという意味で定着するが、普段はお湯を使う例が多かったそうです。
「からすの行水」とは、瞬間的に水面に入る鳥の習性から、簡単に風呂や行水をすませる事をたとえた言葉になります。
江戸時代には、「行水船」と呼ばれる、行水設備を持った船もあったようです。
まるで船の中にプールがあるみたいにですね。そういう船に乗って旅行できれば気持ち良さそうですね。
現実は海に行くか行かないかもわからない状態ですけど・・・。
せめて、海は行きたい・・・。

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