仏のことば その21

こんにちは、熊谷墓園 石材部の佐藤です。
梅雨も明け、暑い日が続きますが、如何お過ごしでしょうか?
エアコンや扇風機等、涼をとる道具は色々ありますが、涼をとる道具といえば、うちわですね。
『うちわ』漢字で書くと『団扇』と書きます。扇や扇子もお馴染みです。
インドでは、暑さをしのぐために古くから僧侶がうちわを用いていました。とはいうものの、これは折りたたみ式の「扇」とは形が異なり、竹、葦、樹葉などに布や紙を張ったうちわ状のものと考えられます。
虫を殺してはいけないとされる僧侶たちは、暑い季節となれば盛んに蚊に悩まされました。しかし、殺すわけにはいきません。そこで衣で追い払うのですがこれでは面倒でしかたありません。
そこでうちわを持つ事が許されたのです。
やがてこれは暑さ除けとなり、威儀を整えるための道具となって日本に伝わり、平安時代前期に折りたたみ式の扇が生まれました。
この扇は形状から「末広」とも呼ばれるようになりますが、仏教の礼式には「中啓」と呼ばれる、大きな扇となって残りました。
これからお祭りが多くなる季節です。暑さ対策の為にうちわを片手に出掛けましょう。

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