仏のことば その35

こんにちは、熊谷墓園 石材部の佐藤です。
まだまだ寒い季節ですが如何お過ごしでしょうか?
昔のお寺は今の様に暖房が十分ではなく、始終隙間風が吹き込んできたそうです。
あまりの寒さに耐えかねた僧侶たちは前門や後門に垂れ幕をつけました。
これが「暖簾」の始まりでした。それから一般化していき、家の入り口や部屋の仕切りに用いられるのですが、やがてお店の店先の風除けに使われます。さらについでとばかりに、商標、屋号を染め抜かれるようになります。
これが江戸時代初期の話です。以降、暖簾=お店となり、「暖簾を傷つける」はお店の信用を失う事であり、「暖簾分け」は奉公人に支店を出させる事、と言う言葉になりました。

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