仏のことば その44

こんにちは、熊谷霊園 石材部の佐藤です。
お茶の席につきものの懐石料理。これが分かれていったのが会席料理。
本来は、簡素な食事を意味する言葉で、そのルーツはお釈迦様の時代までさかのぼる事ができます。
当時の修行僧達の食事は一日一回で、いくら修行といっても、辛い事でした。
そこで修行僧達は温めた石をお腹に当てて、飢えをしのいだといいます。
石の温度を利用して、体温の低下、体力低下を防いだと言うわけです。
つまり、懐に石を抱いた状態であり、それが簡素な食事の代名詞へとなっていきました。
この石の事を「薬石」といい、これが後にお粥、あるいは夕食を指す言葉になっていきました。

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