こんにちは、熊谷霊園 石材部の林です。

今回は前回の引き続きを書かせていただきます。

「古事記」にある日本最初の「墓石」の話の前に、日本列島と神々の誕生を「神代(かみよ)」の物語でみましょう。

日本列島は天の神々が、イザナギの命(みこと)という男の神様とイザナミの命という女の神様の二神に「国生み」を命じて生まれてきました。イザナギとイザナミが天上から下をのぞくと、そこには何もなくドロドロとした重油のような世界でした。

そこで天の浮橋(あめのうきはし)から天の沼矛(あめのぬぼこ)を差し込み、かき混ぜて引き上げると矛の先からコロコロと塩が固まるようにしてできたのがオノゴロ島です。二神はその島に降りて、天の御柱(あめのみはしら)を立て、「柱の左右から回って出会ったところで国を生もう」と誓います。

まず淡路島、次に四国、九州、最後は本州で、日本には八つの島々からなる「大八島国(おおやしまくに)」が誕生しました。国生みが終わると、色々な神々を生み出しました。石土、風、海、木、山、野、鳥、穀物などの神々で、イザナミは「火(迦具土)の神」と生んだ時、御陰(ほと)を焼かれて病気になりました。その間も水や食物の神々を生んで、全部で四十もの神々が生まれました。