熊谷市・深谷市・行田市で一番人気の霊園といえば・・・熊谷深谷霊園龍泉寺

皆様、こんにちは。熊谷深谷霊園墓石事業部の宮下です。
今日はお線香のお話しです。
お線香をあげるということは「自分自身のためでもある」と心得ておきましょう。
ちなみに、専門的には、仏壇にお供えするものを「灯華香飯(とうげこうはん)」と呼びます。
灯はローソクの光で、「仏様の知恵」を象徴しています。
華は花で、生き生きとした仏様のいのちを。
香が線香のことで、「仏様のわけ隔てないご慈悲」を表していると言われています。
また、仏壇に線香をあげるという行為には、「線香の煙を通じて仏様と対話できる」という意味もあるのだそうです。
最後の「飯」はご飯のことで、「仏様の恵みによって食事ができることに感謝する」という意味があります。
こうして一つ一つ見てみると、一見、「仏様のために」「ご先祖様のために」と捧げている供物も、実は「自分自身が仏様のご加護を得るため」であることに気づかされます。
つまり、仏様が示してくれる知恵の光によって導かれ、花を見て活力を得て、お線香の煙でご慈悲をいただく。
そう思うと、今まである意味では義務的であった「仏壇に線香をあげる」という行為も、非常に尊いものに思えてくるから不思議です!
全ての行動は、最終的には自分に返ってくるということの極みですね。

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