お墓の納骨堂

こんにちは、熊谷墓園石材部の石原です。本日はお墓の中の納骨堂、一般にカロートと 呼ばれる所のお話をさせていただきます。

近年お墓の大きさもまちまちになり様々なサイズのお墓に合わせて納骨堂も変わってきました。一般的に納骨堂の寸法としては間口2尺(60㎝)奥行3尺(90㎝)深さ1尺(30㎝)と言われています。これは昔の大谷石や白川石の部分寸法に由来していますが現在は都心や霊園などの小さな区画が増えて来ており、この限りではないようです。
また納骨堂の下部分には大きく3パターンあり、

① 下が骨を土に還せるように土になっているもの
② 下に砂利などを敷き詰めているもの。(川砂利から五色玉砂利など様々)
③ 下までコンクリートで打ってあるもの。
の3種類です。
一般的には①番が多く熊谷墓園も基本的にこの形です。納骨の際には骨壺で収めますが一杯になってきたら骨壺から空けて土に還すためです。散骨する時期については各寺院や地域によって様々なようですが、納骨時にすぐに土に還す場合と三十三回忌や五十回忌に還すこともあります。
②番にする理由はほとんどは見た目が良いからという理由です。
③番は確かに納骨堂内は綺麗に保たれますが、逆に結露で壺の中に水が溜まったり、当然土に還せないのでどうしても土に還す場合はコンクリートを割る工事が必要になりますがかなり難しいです。
今まで私が納骨に立ち会ったお宅で一番すごかったのは地下に階段で下りていくと地下室があり、そこに棚が三方にあり骨壺が並べられている所がありました。床はもちろんコンクリート打ちしてあり、なんと隅に散骨用に井戸が掘ってありました(汗)
この他に例外として地面より上に納骨堂を作る丘カロート式のお墓もあります。この場合も中の床の一部は土にしておきます。
また納骨堂は少し前まではコンクリートで作ることが多かったですが近年は周りと同じ御影石を使う場合がほとんどです。当霊園もほぼ御影石です。また、納骨堂内部に蓮の模様や仏様の絵や彫り物を入れる方もいるようです。ご先祖様を見守っていただけるようにとの気持ちでしょうか。見えないところにこそこだわる姿はまさに日本人的な粋な気遣いですね。

埼玉永代供養墓