お彼岸、日本の心
こんにちは、熊谷墓園石材部の石原です。
彼岸も中日を過ぎましたが、皆様お参りには行かれましたでしょうか?
彼岸の中日、「秋分の日」は昼と夜の時間が同じということで最も彼岸(あの世)と此岸(この世)が近くなるとも言われています。そんな中、季節にちなんで春は牡丹餅、秋はお萩をお供えするのはインドにもない日本独自の風習だそうです。また、中日の夕陽にはご利益があるそうで西方天竺にむかってお祈りをするとよいそうです。そう考えると日本人の風雅を愛でる心に基づいた優しい風習と言えますね。
ご自分のご家族のお墓がまだ無い方や実家のお墓が遠くて行けないという方、また中には親と仲が悪くお参りになんて行きたくないという方もあるかもしれません。
しかし、祈りは形が無いものです。お参りやお供えする対象がお墓でなくともお仏壇やお位牌にささやかでもお供えをしたり、ご家族でなくともお世話になった恩師のお墓やご友人のお墓参りをする機会でもあります。ぜひ日本人らしい美しい気持ちを改めて、大切に見つめ直してみてはいかがでしょうか?