家紋のはなし①
こんにちは、熊谷霊園石材部の宮下です
家紋の起源は平安後期の院政時代だと言われています。
当時、公家は自家用車として牛車を使用し、参内や物見などにはこれに乗って出かけました。
混雑する内裏の前庭や都大路で、自分の車を識別する目印として紋をつけるようになり自分の車の美しさを誇るためでもあったようです。
公家では牛車や輿車に、武家では旗・幕・盾・武具に記して、家の目印として用いられました。
家紋の普及につれ、衣服にも使用されるようになり、さらに調度品などの生活用具や建築物・石碑・仏具にまで広く用いられるようになりました。