『盂蘭盆経』のはなし
こんにちは、熊谷霊園石材部の沼田です。
まず、お経の要点をかいつまんで紹介します。
インドでは「夏安居」といって雨期の三ヶ月間は室内で修行します。最終日の七月十五日(中国の「中元」)には、十方の立派なお坊さんたちへ、
百味の飲食や盆器、香油・燭台、寝具などを整えて供養します。その後お釈迦様のお墓に供えた食べ物を、お坊さんと心を一つにして会食すると、
戒律を守り修行をしたお坊さんの功徳を、過去七世の先祖に回向(徳を回すこと)出来るので、あの世で苦しむ亡き父母を救う事ができ、その上、
生きている父母や親族も大きな楽しみを受ける、とあります。