仏のことば その25

こんにちは、熊谷墓園石材部の佐藤です。
お彼岸が近くなってきました。
さて、ここで問題です。
死後の世界は有るでしょうか?無いのでしょうか?
私はもちろん有ると思っています。
仏教以前のインドの哲学会は、ひたすらそのような机上の空論に熱中していました。
それを戒めたのがお釈迦様です。そんな議論は、人間が生きる事とは何の関係もないと、このような論争は無駄な行為としました。
つまりは「有無を言わせず」だったのです。
しかし「有耶無耶」はこれとは逆です。
「有耶?無耶?」と論争するさまを表した語で、当然この様な議論はあいまいな結果にしか終わりません。
要するに最初から不毛な行為という事なのです。
それから転じて、この語はあるかないかをはっきりさせない、いい加減な態度や状態を表すようになりました。
何事にも有耶無耶な人間には、有無を言わせぬ強引な姿勢が必要なのではないのでしょうか?

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