お釈迦様⑧何歳で悟ったのか?

本日はお釈迦様が何歳で悟りに至ったのか書かせていただきます。

29歳で出家をし、苦行を続けていたお釈迦様ですが、どれほど苦しんでも悟りの境地に達することは出来ませんでした。そして、苦行ではいつまでたっても悟りに至ることは出来ないと気づいて中止します。

苦行をやめたお釈迦様はナイランジャナーという川で沐浴し、体を清めました。その時、スジャータという娘が現れ、お釈迦様に乳粥を差し出します。乳粥を食べて体力を回復したお釈迦様はブッタガヤーに行き、インドで神聖な木とされている菩提樹の下で一人瞑想に入ります。

瞑想に入ったお釈迦様には悪魔が襲いかかったと言われています。

その悪魔はマーラーと呼ばれる欲望の世界を支配する悪魔。つまり、悪魔は欲望や煩悩のことで、さまざまな欲望が瞑想の邪魔をしたのです。

しかし、お釈迦様はあらゆる悪魔の誘惑を克服しました。これを降魔といいます。

降魔を成し遂げたお釈迦様は、瞑想の中でついに悟りを開きました。この時35歳でした。

つまりお釈迦様は35歳で悟ったのです。悟りを開くことを成道といいます。

お釈迦様が成道した日は12月8日といわれています。

新しいお墓のかたち