仏のことば その36
こんにちは、熊谷墓園 石材部の佐藤です。
そろそろお彼岸です。お墓参りの準備は出来ていますか?
お彼岸と言えば、ぼた餅やおはぎですが、この二つはどう違うのでしょうか?
春のお彼岸に食べるのは、ぼた餅?おはぎ?
正解は春はぼた餅、秋がおはぎです。
これは季節の花が関係しています。
ぼた餅は春の花「牡丹」から、おはぎは秋の花「萩」からそれぞれ付けられたと言われています。
本来はこの様に春はぼた餅、秋はおはぎと使い分けるのですが、最近は年中おはぎで通す事が多いようです。
しかし、なぜお彼岸におはぎを食べる様になったのでしょうか?
これは江戸時代に定着したと言われています。お彼岸や四十九日の忌明けに食べる習慣が定着した様です。
あずきの赤色には、災難が降りかからない様にするおまじないの効果があると信じられており、古くから
邪気を払う食べ物としての信仰が、先祖供養と結びついたと言われています。