仏のことば その41

こんにちは、熊谷墓園 石材部の佐藤です。
先日、霊園の草むしりに行きました。曇り空とはいえ、作業をしていれば暑くなってきます。
こういう時には手ぬぐいが欠かせません。この手ぬぐい、「手巾」とも呼ばれます。
これは仏教修行に必要な十八の道具(その20「道具」参照)の中の一つで、手や顔を拭く為に持ち歩く事が許されていました。布は使い古された物を用いるのが原則です。
現在の雑巾と言った方がわかりやすいかもしれません。
「手巾」は釈迦の弟子迦葉が、山から下りる時、汗が目に入り、目を痛めた為、釈迦が持ち歩く事を許したとされています。
大きさは不明ですが、手巾は不浄のものとされ、その為染めてから用いる決まりとなりました。

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