仏のことば その42

こんにちは、熊谷墓園 石材部の佐藤です。
お釈迦様も「法螺吹き」だったらしいです。お釈迦様がそんな事をするはずがないと思いますがそうらしいです。
日本でも、かつて戦の時には法螺貝が合図に用いられたが、インドでも同じく出撃の合図に使い、これを「陣貝」と呼びました。つまり、全軍に響き渡る法螺貝の音が戦場では大いに役に立ったのです。
そこで仏教では、この法螺貝を吹く事を仏の説法にたとえる事になりました。
仏陀の教えが、法螺貝の音が全軍の士気を鼓舞する様に、民衆の心の中にしみ込んでいくようにという願いが込められたのでしょう。その為に「大法螺」という言葉が生まれたそうです。
しかし、なぜこの言葉がでたらめを言う、大げさに物事を言うというニュアンスに変わっていったのでしょうか?
ある説では、お釈迦様の様な偉い人がお説教をする、ことから転じて大げさな言い方、さらには、嘘をつくことを表す語になったのでは
と言われています。
なお、法螺貝はヒンズー教のシンボルであり、また、千手観音の持ち物の一つにもなっています。

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