先日の開眼での出来事

こんにちは、熊谷墓園石材部の齋藤です。

先日お墓の開眼に立ち会いまして、開眼の時間が午前10時だったので、その30分前の9時半にお墓に到着すると、施主達も既に到着していて、一緒にお墓まで行きました。

お墓に供える花であるとか、開眼で使う、米や塩、そしてお酒など、施主と施主のお兄さんと3人で、一緒に準備をしました。準備も早々に終わり、後は住職を呼びに行くだけとなった時、施主からあることをお願いされました。

「一緒に写真撮ってくれませんか?」

お墓の前で施主と、施主のお兄さんが、2人並んでいます。私は、施主から預かった、スマートフォンを、少々ぎこちなく握りながら(使ったことが無い機種なので、いまいち勝手がよくわかりませんでした)、シャッターを押しました。

「ありがとうございました!」

私と同じぐらいか、もしくは少々下ぐらいの施主が、笑顔でお礼言ってきました。

私はその時、これは私事ですが、先月家を買いまして、引き渡しの時、営業から「写真を撮りましょうか?」と、それが当たり前の事のように聞かれ、家の前で写真を撮りました。

その事を思い出しました。

家もお墓も家族にとって、とてもとても大事な買い物です。家族の大きな節目の1ページとして、写真を残しておきたいと思ったのだと思います。

その事を上司に話したところ、昔はよくお墓の前で家族で写真を撮ったものだと、ただ、お墓の前で写真を撮るなんて不吉だと言う人もいる。人それぞれだと。

もしみなさんが今後お墓を建てる機会がありましたら、お墓の前で写真を撮るのも、いい思い出になるかもしれませんよ。お礼を言う、若い施主の笑顔がとても、印象的でした。

埼玉永代供養墓

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