日本仏教の歴史
こんにちは。熊谷霊園 石材部の丸山です。
前回に引き続き、今回も日本仏教の歴史について
書かせて頂きます。
関ヶ原の戦いに勝利した、徳川家康はその政権基盤を
盤石のものとするために、1601年寺院諸法度を
各宗派に通達しました。
寺院を武装解除させたうえ、治外法権を剥奪し、
寺社奉行に各宗派の寺を本山〜末寺と序列化し統率するよう
求めました。一方、民衆に対しては檀家制を定め
いずれかの寺を檀那寺とし、その檀家となることを
義務付けました。キリスト教や日蓮宗のうち排他的な
不受布施派は禁制としました。仏教を国教として
人民統治に利用したのであります。