清閑堂太田店旧店舗お疲れ様です。

こんにちは、熊谷墓園石材部の齋藤です。下記に清閑堂太田店がリニューアルオープンした事が書かれていますが、私も応援に参加しました!

清閑堂のリニューアルオープンは太田店だけではなく、去年、清閑堂本庄店もリニューアルオープンしました。本庄店は旧店舗を増設する形で新しくなったので、今までと住所は変わらなかったのですが、今回の太田は旧店舗からの移転の為、住所も変わりました。

この旧店舗には思い入れがあり、何せ私が初めて勤めたのがこの清閑堂太田店旧店舗だったのです。異業種から転職したので右も左も分からない状態でしたが、とにかく掃除に専念しました。それが基本だからです。やはり石を毎日磨いていると、石の石目がしみ込んでくるというか、何だか覚えてきます。そうやってまずは石の石種を覚えました。

国産の石、インド産の石、中国産の石、アフリカ産の石、スウェーデン産の石、色々ありましたが、同じ地球にある石とはいえ、手がこれでもか!とかかっている石は、やはり公園に落ちている石とは違うんだという事を肌で学びました。

たまにいるんです。石なんて金額があって無いようなもんだろう!と。いやいや、金額のない野良の石とは違いす。人の手がその辺の石ころを、見事なまでに輝かせるのです!何せ北欧の石は普通日本にはありません。石は北欧から日本までワープしないので、少なくとも人の手によってはるばる海を越えてこの石はやってきた訳ですからね。

当然国産の石だって、名産地の1つである茨城の真壁からだって、何もしなければ群馬の田舎までは瞬間移動できませんからね。まして磨いてある石と、人の手によって何も加工していない石では比べものになりません。手間が本当ににかかっています。

日本は木の文化ですから、木で作った家が何千万しても、わりとあっさり受け入れる人が多いですが、石だと木より重いし、木より固いし、木より長持ちするのに、何百万するとなると非常に抵抗を感じるのかなぁ、と悲しくなりました。

ま、私もこの仕事に就くまでは、同じでしたからあんまり人の事いえませんけどねぇ。

新しいお墓のかたち

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