睡眠時無呼吸症候群について
皆様、こんにちは。熊谷霊園墓石事業部の鈴木です。
猛暑で寝れない方も多いかと思いますが、猛暑でなくても寝れないというのがこの病気です。
実は今年、睡眠時無呼吸症候群の様々なリスクが発表されました。
医学的には、睡眠中に10秒以上呼吸が止まる状態が、1時間に5回以上あると睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
この病気の潜在的な患者は日本では200万人と言われていますが、自分では気が付かない為、実際に治療している人はその10分の1程度だそうです。
人によっては、2分程度無呼吸状態が続く方も居るようで、呼吸困難で死んでしまうのでは?と思われますが、無呼吸そのもので命を落とすことは無いようです。
ところが、睡眠時に無呼吸状態になると血圧が急激に上昇します。その為、心臓などに大きな負担がかかって脳卒中や心筋梗塞などで突然死するリスクが高まります。
また、慢性的な睡眠不足となりますので居眠り運転のリスクもあります。アメリカの研究によれば通常の人の3倍、交通事故を起こす割合が高まるという統計も出ています。
朝起きて目覚めが悪かったり、日中眠くなる方は、無呼吸症候群の可能性があります。
放っておくと、倦怠感があったりうつ状態になる方もいるので睡眠の専門外来に行って診察を受ける必要があります。
治療は、軽症の場合、マウスピースをして寝るだけで良いようで、重症の場合でも鼻から酸素を送る器械をつけて寝る事で無呼吸を防ぐことが出来るようです。
肥満、喫煙、アルコールの過剰摂取は、無呼吸症候群を引き起こす原因にもなりますので、生活習慣に気を付ける必要がありそうです。