お墓のクリーニング
こんにちは、熊谷墓園石材部の齋藤です。今回はお墓のクリーニングについてお話します。
まず最初に、お客様がどんな時にお墓をクリーニングしたくなるか?ですが、よくある例は下記の3点です。
1.古いお墓なので水垢やカビが原因でコケが出来てしまった。
2.長い間の風雨や鳥の糞など、細かい砂やホコリ等が堆積して汚れてしまった。
3.周りに木があるせいか、木の葉など樹木のアク、金属類の汚れがあり、なかなか落ちない。
これらは全てキレイに出来ます。中にはどうせやるなら、今後も大丈夫なようにと、半永久的なセルフクリーニングが出来る、光触媒施工を希望する方もすくなくありません。こういった方はご自宅からお墓が遠方の方が多いです。
また、お盆前やお彼岸前、法事の前にキレイにしたいと、節目節目に依頼される方も多いです。やはりご先祖様の供養にもなりますし、法事の時は親戚が来ますから、人の目もありますからね。
これはお仏壇やお位牌にも言える事ですが、お仏壇を買えば当然親戚や周りの人もお線香をあげに来ます。その時、あまりに粗末ですと、親戚や周りの人から、「あんなに苦労したのにこんな小さな仏壇で、お位牌も・・・。可哀そうに」。中には、「まったくあの嫁は・・・」などなど、お金を出さない周りの人ほど、口は出しますので色々言われた何て話も聞いたりします。
逆に、そのような節目ではなく、「最近どうもよくない事が多い。友人に相談したら、そりゃあお前、あんだけご先祖様の墓を粗末にしてりゃ、バチも当たるわ、と言われどうにも気になり、キレイにしにきた」という方もいました。
どちらにせよお墓というものは、お仏壇もそうですが、気持ちが大事です。気になる事は気になりますし、気になったらどうにもずっと気になります。
ですから、そんな時はその気持ちをご先祖様に聞いてみてくださいね。キレイになると気持ちがいいですよ。気持ちが良くなる事が大切です。ご先祖様も自分自身も。