墓地の分類について①
こんにちは、熊谷深谷霊園 石材部の林です。
今回は墓地の分類について書かせていただきます。
時代の移り変わりとともに宗教に対する人々の考え方も多様化し、現在は様々な形式の墓地があります。「霊園」、「墓苑」、「浄苑」、「メモリアルパーク」など色々な呼称がありますが、これらを経営主体別にみるといくつかに分かれます。
・公営墓地
都道府県市町村等の自治体が管理・運営する墓地です。他の墓地に比べると墓地に最も重要な永続性が将来にわたって保証されており、永代使用料や管理料が安く抑えられている場合が多いため、特に大都市圏においては人気があります。また、管理主体が地方公共団体なので宗旨宗派などの宗教的な制約は一切ありません。
しかし、申し込みには地域での居住期間や、遺骨・改葬のあるなしなどの資格制限があり、申込者が殺到することもあるため多くは抽選制で大規模開のものが多いことから、立地の面で不便なところにあることも少なくないので、申込みには民営墓地を求める時と同様に十分な事前調査が必要です。