日本仏教の歴史
こんにちは。熊谷霊園石材部の丸山です。
前回に引き続き、日本仏教の歴史について
書かせて頂きます。
平城京、奈良の都には南都六宗と呼ばれる国家公認の宗派が栄えました
法相宗、華厳宗、律宗、三論宗、成実宗、倶舎宗の六宗です。
これらの宗派は、互いに教義を学び合う学問仏教というべきものでした。
このうち律宗は唐の高僧・鑑真が5度目の失敗を経て6度目の渡航で
ようやく来日を果たし伝えたものです。
当時の日本には、僧に正式な戒律を授ける制度が整っていなかったが
鑑真は東大寺に戒壇院を設けて、日本で初めて正式な僧となるための
受戒制度を確立させました。