時代とともに変化するお墓づくり②
こんにちは、熊谷墓園 石材部の林です。
今回は、前回から引き続き、時代とともに変化するお墓づくりについて書かせていただきます。
オリジナルのお墓をつくるにあたって形の規定や決まりはありません。霊園により高さなどの制限がある場合がありますが、形に関しては原則的には自由なので、伝統的な日本古来の形を基本として考えても結構ですし、新しい独自のデザインを取り入れてもいいかもしれません。
お墓に使われる墓石も国産のものだけでなく、海外から多種多様な石材を使うことができます。産地そのものが多様化し、優れた品質のものが輸入されているので、今では世界中の石材の質感と色調を、自分で選んで組み合わせることが可能です。
お墓づくりにおいては、供養する人、される人双方のコミュニケーションの場として、お墓をどうとらえ、お墓とは何なのかということを考える必要があります。
そして自分にふさわしいお墓とは何なのかということを考えることで、それぞれの固有さをもった、新しい時代のお墓をかたちづくることができるのではないでしょうか。