ボクにゲンキんを分けてくれ!お盆玉!

こんにちは、熊谷墓園石材部の齋藤です。今回は来たるお盆に新しい夏の新習慣として登場した、「お盆玉」について話します。

そのままお盆玉と聞くとパッと思いつくのは、まさか「お年玉」のようにお金が絡むものでは・・・?と、財布を心配して不安になる方と、私のように国際的超有名漫画ドラゴンボールが現役連載していた世代ど真ん中にとっては、「元気玉」?!オラわくわくしてきたぞっ!となる、二通りの方がいるかと思いますが、今回は常識的に前者です。

お正月にはお年玉。お盆にはお盆玉。正月のように、お盆に実家に帰省した子どもや孫たちにお小遣いをあげる。それが、「お盆玉」です。

何とはた迷惑な。と「あげる側」の親目線としては思いますが、昨今の「増えるジジババ、減る子ども」の社会的背景を踏まえ、時間と年金を持て余した高齢者世代が、嫌でも財布の紐がゆるむ「孫」にとことんターゲットを絞り、とにかくお金を注ぎ込ませようという、この口実作り!

ではなく、お盆玉の由来としては江戸時代の東北地方で、奉公人に衣類や下駄を渡した習慣があり、それが背景になっているようです。何だかこじつけのようですが。

「お盆玉」自体の名称は、紙製品製造販売のマルアイが商標登録をしており、使用契約を結んだ日本郵便は、全国の郵便局で専用のポチ袋を売り出しています。デザインは夏らしいヒマワリやスイカをあしらった全6種類!お金をつかいたくてしょうがない方は、是非お近くの郵便局まで!

ちなみに、小売り最大手のスーパーでもこの「お盆玉」イベントを開催中で、「お盆玉抽選会」と題しギフトカードプレゼントをしているようです。

何かここまで来ると我々もこの時代のウェーブに乗っかって、お盆玉イベントを企画したくなりますが、何分知名度が致命的に低いため、集客効果が見込めるか見込めないかが問題ですね。イベントをやってもやっていなくても来店数が変わらなければ、販促費の意味が無いですからねぇ。

でも、少子高齢化の時代背景から生まれてきたであろう、とても興味深い夏の新企画だと思います。こういうイベントの仕掛け人のアイディアには、本当、感服します!

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