彼岸花
皆様、こんにちは。熊谷霊園墓石事業部の鈴木です。
今月は秋のお彼岸月です。お彼岸にお参りの風物詩といえば、彼岸花ですね。今回彼岸花を題材にしたいと思います。
ヒガンバナは、秋の彼岸の頃に華やかな赤い花を咲かせるお馴染みの花で、日本の秋の風物詩となっています。 地下の鱗茎(リンケイ)で増える性質があり、真っ赤な花を集団で咲かせる見事な様を各地で見ることが出来ます。
「花の特徴として」
・彼岸近くになると、地面から花茎だけをスルスルと伸ばし、30~50cmほどの長さにまでなる。
・花茎の先端に花を咲かせるが、5個~8個の赤い花が丸くかたまって咲くので、まるで1つの花のように見える。花弁は強くそり返り、6本の糸の様なおしべとめしべが長く 飛び出しているので、線香花火のようにも見える。一度見たら忘れられない強烈な印象を残す、エキゾチックな花である。条件がよければ群生していく。
・花色は、燃える様な赤色がよく知られているが、白色や黄色などの花色もある。 葉は、花後に土から直接出てくる。
・鱗茎(リンケイ)には、強い毒性のあるアルカロイドがあり、土葬を行っていた時代には、墓あらしに来る動物除けの為に墓に植えられていたという。
・ヒガンバナは丈夫でたくましく、病害虫にも強く、繁殖力も強い。庭植えの場合は、特に何もする必要はなく、自然と繁殖してくれるので、とても栽培の楽な花である。
来年、庭の虫除けに自宅の庭で栽培してみようと思いました。