お墓の形の意味とは?

こんにちは、熊谷霊園石材部の石原です。今日はお墓のデザインの意味についてお話しさせていただきます。
デザインといっても近年のオシャレな洋型のデザインのことではなくいわゆる昔ながらのお墓のことです。
お墓は大きく二つのパーツ、真ん中に立つ「石塔」と周囲を囲む「外柵」に分けられます。
お石塔の形については元々、卒塔婆から五輪塔に移り変わり、現在の天、人、地で分けられる三段積みに変わって行きました。しかしこの「石塔」と「外柵」が中国で言う陰陽道、つまりは陽(男性)と陰(女性)を表しているというお話はあまり知られていないと思います。私もつい最近まで存じませんでした(汗)。
簡単に説明しますとこの「石塔」は男性のシンボルを象徴しており、父親が一家の大黒柱で威厳のあった時代はこれが太く、大きい、場合によっては蓮華の飾りがついたりもしたのです。そして「外柵」に付いている門柱は女性の象徴を表しているので、そこに埋葬するということは土に還る、生まれたところに帰っていくということを表しているのです。
ですからこの外柵を作る場合、(土地の向きの関係で正面から入れないなどの場合は別として)親柱の有無にかかわらず左右同じ形にするのが本式なわけです。
しかし、近年はこれらの意味も薄れ、洋型などはデザイン優先で、作る側も「その形」に建てる意味を考えずに作る場合が増えて来ています。
今一度、お墓をなぜこういう形に作るのか、考えてみるのも大切かもしれませんね。

新しいお墓のかたち

お墓の形の意味とは?

こんにちは、熊谷霊園石材部の石原です。今日はお墓のデザインの意味についてお話しさせていただきます。
デザインといっても近年のオシャレな洋型のデザインのことではなくいわゆる昔ながらのお墓のことです。
お墓は大きく二つのパーツ、真ん中に立つ「石塔」と周囲を囲む「外柵」に分けられます。
お石塔の形については元々、卒塔婆から五輪塔に移り変わり、現在の天、人、地で分けられる三段積みに変わって行きました。しかしこの「石塔」と「外柵」が中国で言う陰陽道、つまりは陽(男性)と陰(女性)を表しているというお話はあまり知られていないと思います。私もつい最近まで存じませんでした(汗)。
簡単に説明しますとこの「石塔」は男性のシンボルを象徴しており、父親が一家の大黒柱で威厳のあった時代はこれが太く、大きい、場合によっては蓮華の飾りがついたりもしたのです。そして「外柵」に付いている門柱は女性の象徴を表しているので、そこに埋葬するということは土に還る、生まれたところに帰っていくということを表しているのです。
ですからこの外柵を作る場合、(土地の向きの関係で正面から入れないなどの場合は別として)親柱の有無にかかわらず左右同じ形にするのが本式なわけです。
しかし、近年はこれらの意味も薄れ、洋型などはデザイン優先で、作る側も「その形」に建てる意味を考えずに作る場合が増えて来ています。
今一度、お墓をなぜこういう形に作るのか、考えてみるのも大切かもしれませんね。

埼玉永代供養墓