お墓参りのタイミング

こんにちは、熊谷墓園石材部の齋藤です。6月に入り、お盆も近づき、そろそろお墓参りの時期になってきたなと思ったとき、今回の記事の内容を思いつきました。

今回のテーマは、「お墓参りのタイミング」です。

そもそもお墓参りとは、先祖や亡くなった人たちの菩提を弔い、供養するために、私たちはお墓に参ります。先祖や身内、生前親しかった人の遺骨が眠るお墓を大切に思い、あの世でもすこやかに過ごしてほしいと願う気持ちは、世代を超えて共通した気持ちだからです。

では、お墓参りはいつするのか?!

法事のとき、春秋のお彼岸、お盆、祥月命日、年の暮れ、お正月、月命日などなど・・・。

私自身は、お正月、春秋彼岸、お盆、そして命日の年5回ほど行くのが定番ですが、お墓が住居の近くにある方は、毎日仏壇に手を合わせるのと同じように、毎日お墓参りに行きます。

また型にとらわれず、うれしいとき、悲しいとき、墓前に参ってご先祖様に報告する方もいます。地方によっては、今でも婚礼のとき、新しい夫婦は、真っ先にお墓参りに行くと決まっているところもあるそうです。

実際、私の父は、結婚するときは、まず相手の墓を見ろと言います。墓を見ればその家が、ご先祖様を大切にしているか、いないかが一目で分かると。

最近は、先祖代々という意識が薄れてきました。しかし、お墓参りには自分や家族が無事に暮らしていることの報告と、日々の感謝を亡くなった人たちや、ご先祖様に伝えるという気持ちが大切だと思います。

そして、墓前にさまざまな出来事を報告するということは、自分自身を見つめなおすよい機会にもなります。つまり、お墓参りのタイミングは、「今!」かもしれません。

年間管理費なし