こんにちは、熊谷墓園改め、熊谷霊園石材部の石原です。
皆様、今年新盆の方もそうでない方もお盆の準備は進んでいますでしょうか？
最近は核家族化が進み、おじいさんおばあさんと一緒に住んでいない方も多いため、なかなか盆棚を建てるお宅も減ってきているように感じます。
もちろんお仏壇に直接飾り付けをしたり、テーブルに竹をくくりつけ盆棚代わりにするお宅もありますが、やはり新盆の時くらいは盆棚にお飾りをしてにぎやかに仏様をお迎えしたいものです。
新盆になると友人、御親戚の方から色々お線香や大内行灯（下に置く三本足の灯篭）などが送られてくることも多いです。しかし、これだけは新盆のお宅が御用意せねばならないというものがございます。それが白紋天とも言われる玄関や軒先に吊るす白提灯とお寺様から火をいただく為の弓張り提灯ですね。最近は拝んだマッチを配ったりするだけのお寺もあるそうですが、やはり御家族の方と自分の家の家紋と名前の入った提灯を出すということは、一年で数少ない日本的な「家」との結びつきを感じられる時だと思います。
なにごとも簡略化し楽にすることは簡単ですが、もう一度御先祖様とのつながりを子供や孫の世代にも伝えるという意義と供養の大切さを学ぶ機会にぜひしっかりとした準備をいたしましょう。

埼玉永代供養墓

寺院の安心感と霊園の自由を併せ持つ理想的なお墓