仏のことば その23

こんにちは、熊谷墓園 石材部の佐藤です。
8月も残すところ後わずかになりましたが、如何お過ごしでしょうか?
この時期は人が集まるのが多くなる時期ですが、皆さんはどうでしたでしょうか?
人が集まるとお寿司を食べるのが多くなりませんか?
さて、お寿司の「ご飯」の事を皆さんはなんと呼びますか?
お寿司の職人は、ご飯の事を隠語で『しゃり』と呼びます。
しかし、もともとは遺骨の事で梵語のシャリーラがなまって「しゃり」になりました。
漢字に直すと「舎利」。しかし、骨と米粒がどうして結びつくのでしょうか?
お釈迦様は死後、火葬にされましたが、その時の骨は、小さな米粒の様に細かく砕けたという伝説があります。
要するに形状が似てたからなのです。しかし、古代のインドでも米粒の事を「しゃり」と呼んでいたというから、この隠語は、かなり古い外来語と言っていいかもしれません。
「仏舎利」は、もちろんお釈迦様=仏陀の骨の事です。それを祀るのが、「舎利塔」です。
世界中の舎利塔に納まってるお釈迦様の骨を集めると、象数頭分に達するという説もあります。
ちなみに「砂利」という言葉がありますが、これも形状が「しゃり」に似ている為に生まれた言葉です。

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