尊厳ある「死」とは

こんにちは、熊谷墓園石材部の石原です。先日ニュースで考えさせられる記事がありました。米国人女性の尊厳死についてのニュースです。
脳腫瘍で余命宣告された女性、ブリトニー・メイナードさん29歳が「尊厳死」を選択し、医師の処方した薬を服用し亡くなりました。自殺を悪とするキリスト教圏のでは日本以上に物議を醸したでしょう。日本でも治る見込みのない患者を死なせるために薬を処方するのは「安楽死」であって過剰な延命治療を施さない「尊厳死」とは違うと日本尊厳死協会、副理事長の長尾氏のコメントがありました。
たしかにそれも一つの考え方だと思いますが、女性の立場で考えると苦しみ、闘病生活で美しさを失い、醜くなるならいっそ今、命を絶とうというような考えもわかるような気がします。
病気の患者の苦しみも、それを看護し少しでも長生きして欲しいという家族の気持ちもそれぞれ重く尊重すべきでしょう。
我々も人の死に関わる仕事ですが、同じくらい人の命というものについて改めて考えていかねばならないと感じるニュースでした。

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