現在のお墓の形になったのはいつ頃から?

以前のブログでお墓に墓石を立てるようになったのは平安時代と書かせていただきましたが、本日は現在の墓石の形になった時期について書かせていただきます。

現在、お墓の形で一般的なのは和型と言われる長方形の角柱型や、洋型と言われる掲示板型ですが、和型の角柱型が普及してきたのは明治時代に入ってからです。

洋型と言われる掲示板型はもっと遅く、その形はキリスト教の影響を受けたものといわれています。

和型の角柱型以前は、五輪塔、板碑型、仏像付き船型光背型などがありました。

また、昔は個人や夫婦で個々に小さい墓石を立てていましたが、現在では中央に先祖代々の大型の墓石を立てることが主流になっています。

このように、お墓の形は時代と共に変化をしてまいりました。そしてこれからも変化し続けていくものと予想されます。

世の中の様々なものに流行があるように、お墓にもその時代その時代の流行があるのです。

 

新しいお墓のかたち

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