家紋について
こんにちは、熊谷墓園石材部武石です。
今回、家紋についての豆知識をご紹介します。
<家紋について>
縄文時代から、装飾やまじないとして文様が用いられてきました。また、大陸より伝わった文様も使われていました。これらの文様に、日本固有のものや草花、動物などを加えながら、日本人の美意識に合ったさまざまな文様が作られてきたのです。平安時代の公家が装束や調度品などに使った文様が、現在の家紋の基本となったとされています。
<江戸時代から現代へ>
江戸時代になると、各大名を区別するため、あるいは敵と味方を区別するためにも、各家ごとの家紋が確立されてきました。さらに、武士の主従関係に応じて、少しずつ形を変えて家紋の数も増えていったのです。また、庶民の間でも家紋のみは許されていたので、独自の工夫を凝らした家紋が爆発的に増えました。同時に、商店も家紋を広告として利用することがありました。このころには、歌舞伎役者や神社、仏閣も家紋を使うようになり、現代の家紋と同じようなものがたくさん出てくるようになりました。
しかし、現代では家紋をあまり利用しなくなってきています。日本固有の家紋を、カフスやネクタイなどもっと身近なところで利用してはいかがでしょうか。
埼玉永代供養墓
One thought on “家紋について”
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素敵な内容で、大好きです