永代供養墓の時代背景①

本日は、年々増加している永代供養墓の需要にはどんな時代背景があるのか書かせていただきます。

現代社会において少子化、核家族化、非婚率や離婚率は増加傾向にあります。

単身の方やお子様のいないご夫婦はもちろん、お子様やご家族がいる場合でもご自身だけ、あるいはご夫婦だけの墓を探しているケースは決して少なくありません。

一人っ子同士の結婚も珍しくはなく「娘が嫁いだ後は、お墓の事で面倒を掛けたくないので、自分たち夫婦だけのお墓を探している」というご相談もよく受けます。

また、転勤による住所移転、海外への移住など、非定住化の動きも珍しくなく「子供が遠方にいるので、守ってゆく必要のないお墓がいい」というご相談もあります。

このように、生活様式や社会環境が変化した現代では、お墓の問題は大きな社会問題にもなっています。

継承することを前提とした従来のお墓だけでは、現代の様々なニーズに対応しきれなくなっており、お墓がない場合はもちろんのこと、お墓がある場合でも、無縁となることを危惧することから、想像以上に多くの人が、「お墓をどうするか」という同じ問題を抱えているのです。

新しいお墓のかたち