日本仏教の歴史
こんにちは。 熊谷霊園 石材部の丸山です。
前回に引き続き、今回も日本仏教の歴史について
書かせて頂きます。
室町幕府は臨済宗を重用しました。
五山十刹の制度の下、全国の禅寺は組織化されて
事実上の官寺となり、中国語に巧みな臨済僧には
外交官として活躍する者もおりました。
中でも、宗教界と政界に大きな力をもったのが
夢窓疎石であります。
後醍醐天皇や足利尊氏などの信仰を受けました。
禅の精神は、わび・さびといった美的理念を生み
能・茶道・水墨画・枯山水の庭など独特の文化を形成して
後の世にも大きな影響を与えています。