ペットのお墓について②

こんにちは、熊谷墓園 石材部の林です。

今回も引き続き、ペットのお墓について書かせていただきたいと思います。

 

大切なペットを一般廃棄物扱いすることに、抵抗を感じる人は少なくありません。最近ではペット専門の葬儀社や動物霊園を利用する飼い主が増えています。葬儀(火葬まで)と霊園をあわせて扱う専門業者もあります。専門業者に依頼する場合の葬送方法には、業者が他のペットと一緒に火葬し、合同納骨所に納骨する「合同葬」、業者が個別に火葬して遺骨は納骨堂に納骨するか飼い主に戻す「個別葬」、飼い主立ち会いのもと火葬・骨拾いをし、納骨するか持ち帰る「立ち会い葬」などがあります。

動物霊園は納骨堂タイプ(個別のスペースに骨壺を納める形、他のペットの遺骨との合葬型)と、墓地に個別に墓石を建てる霊園タイプがあります。ともに個別の場合は使用料のほか、年間管理費もかかります。専門業者は、動物病院の紹介や市区町村に問い合わせるほか、電話帳やインターネットで探すとよいでしょう。ただし、ペットの葬儀や動物霊園の経営には法的な規制がないので、信頼できる業者に依頼することが大切です。

また、大切なペットを自分のお墓に入れたいと思っている人もいるでしょうが、ほとんどのお墓では、宗教上の理由などから人間と動物の遺骨を一緒に埋葬することはできません。しかし、ペットも家族の一員と考える人が増えているため、最近では一緒に埋葬できる墓地の区画を設けている民営霊園も登場しています。

年間管理費なし

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