仏のことば 番外編3

どの様な時にお線香を使いますか?と質問するとお仏壇とお墓と答える方が多いとは思います。最近ではリラクゼーションのツールとしてお線香を使う方も増えてきています。香りも色々あり、昔から使われている、白檀、沈香、伽羅に加え、ラベンダー、カーネーション、石けんにコーヒー等々。特に白檀は深いリラックス効果があり、男女の関係を深める効果もあるとか・・・。お線香の値段も様々で、1箱1000円前後から、中には一本1000円のお線香もあります。このお線香は天然素材のみを使用したお線香で、いい香りのするお線香でした。11世紀の中国の詩人 黄庭堅の『香の十徳』という詩があります。これはお香の効果を詠った物です。①感覚が鬼神の様に鋭くなる②心身を清浄にする③汚れを除く④眠気を覚ます⑤静かな時に友になる⑥忙しい時に閑をもたらす⑦多く使ってもいとわない⑧少なく使っても足りる⑨永く保存しても腐らない⑩常用しても害がない。リラックスしたい時、心を静めて瞑想する時など、日常生活の中でもお線香を使ってみては如何ですか?

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