仏教用語のお話し

初めまして。熊谷墓園石材部の浅川です。
今日お話しするのは、数えきれないほど漢字がある中で元々「仏教用語」として
使われていた漢字(用語)を紹介したいと思います。

「和尚」
私はこの業界に入るまでは、「おしょう」とだけ読むと思っていましたが「わしょう」
または「かしょう」とも読みます。
そもそも和尚とは?
仏教の僧の敬称であります。また、「御僧」を表現するのに特定の宗派で「わじょう」
と言われているのを僧のことだと思い、それが一般化して「おしょう」と言われるよう
になったという説があります。
または出家して受戒した僧が、日常親しく教えを受ける教師を指します。
宗派によっても書き方・読み方が異なります。
・和上(わじょう) 律宗、浄土真宗(儀式指導者に対してのみ)
・和尚(わじょう) 法相宗、真言宗など
・和尚(かしょう) 華厳宗、天台宗など
・和尚(おしょう) 禅宗、浄土宗、天台宗など
※「和尚」の読み方は一般に宗派の区別により放送上も読み分けられています。
※天台宗では遷化(亡くなること)された時は、「おしょう」から「かしょう」へと
呼び方が変わります。

このブログを見て下さった方が、少しでも「あっ、勉強になったな」と思って頂けたら幸いです。

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