こんにちは、熊谷墓園 石材部の佐藤です。
今年は暖冬だと言われていましたが、毎日が寒い今日この頃ですが、如何お過ごしでしょうか?
「風邪引いたんだって?よくなった?」
「ええ、お蔭様で」
そんな会話があちこちで聞こえそうですが、冷静に考えてみると変な気がします。
風邪が治ったのは、声を掛けてくれた相手の力によるものではありません。
回復を祈ってくれていたのかもしれませんが、ついつい私達は心配をしてくれた相手の気持ちが病気の回復に役に立ったと
考えるように、お礼を述べたりします。
さて、この『お蔭様』とは一体何者なのでしょうか?
かつては病気の回復や厄災が除かれた時には、感謝の印として神社や仏閣に参拝する事を「御蔭参り」と呼ばれていました。
つまり、「御蔭」とは神仏の助けや加護の事なのです。だから、前のあいさつの場合は、
「ええ、神仏の御蔭で。」と言うのが正しいのです。
ですが、神仏の加護があるのは、まわりの協力があっての事かもしれません。
そのような無意識の感謝が、日常のあいさつ言葉になったのではないのでしょうか?