仏のことば その5

こんにちは、熊谷墓園 石材部の佐藤です。
雪がちらつく時もあり寒さが一層厳しくなってきましたが、如何お過ごしでしょうか?
新しい年になり約一ヶ月が過ぎて2月になりました。
2月と言えば節分があります。
この『節分』も仏教が関係しているのです。

正確には『節分』は仏教から生まれたものではありません。
しかし、一般に普及するのようになったのは神社や仏閣が節分を広めた為と言われています。
今でこそ節分は2月3日になっていますが、昔は12月の晦日が主流でした。
平安時代の宮中で人を赤鬼青鬼に扮装させ、追儺と呼ばれる鬼追いの行事を行っていました。
新しい年を迎えるにあたり、百鬼が夜行するという晦日に邪鬼を追い払う為とされています。
やがてこの節分は神社仏閣でも行われるようになり、江戸時代以降は風習が途絶えた宮中に
代わり、神社仏閣の方が主流になり、民衆に広まっていきました。
節分と言えば、豆まきが欠かせません。
豆が「魔目」「魔滅」に通じるところからも民衆での人気が高まったと言われています。
なので、豆まきの時は、鬼の目に向かって豆をぶつけるというのが正しい、と言われていますが、危ないので止めましょう。

一年の厄除けを願い、実際の年齢と同じ数の豆を食べますが、苦手な人もいるのでは・・・?
そういう方は福茶を飲んでは如何でしょうか?

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